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一昨日、久しぶりに雪が降りました。
「都留はね、2月によく雪が降るんだよ」
そう聞いてはいましたが、本当に2月7日、しんしんと雪が降り続けました。
それも、思わず足を止めてしまうくらい、ふわっふわの雪。


大地も空気もカラカラになっていたところに、
うるおいを届けにきてくれたような、やさしい雪でした。
目を凝らして見てみると、雪の結晶がちゃんと形をしていて、
「え、こんなふうに見えるんだ」と、少し息をのむほどきれいで。
こんなふうに雪を見たのは、私にとって人生で初めてのことだった気がします。
いざ娘と一緒に防寒着に着替えて雪玉を作ろうとしたのですが、
これが全然、固まらない。
雪合戦を楽しみにしていたはずが、どうにもならないので、上に向かって
ふぁぁーっと雪を投げて遊び始めました。
すると、娘がひと言。
「今、雪降ってないのに、ここだけまた雪が降ってるね、ふふふふふ」
その瞬間、“雪を投げる”は、“雪を降らせる遊び”に変わっていました。
子どもって本当にすごい。身近なものを、ちょっと見方を変えるだけで、
なんでも愉しい遊びにしてしまう天才です。
そんな雪の日、
私の中で、今回のインタビューが、
少し違う輪郭をもって立ち上がってきました。
学生たちの活動と想い


1月17日、上谷交流センターでは餅つき大会が行われていました。
そのあたたかな場を、職員さんと一緒に支えていたのは、
地域で子どもたちと関わり続けている都留文科大学の学生たちです。
彼らは、鈴木健大先生のオープンゼミから生まれた
地域づくりプロジェクト【ぷらっとはうす】のメンバー。
所属するゼミの人数は約90名。
現在は2年生を中心に活動しており、
今回はその中から、3人の2年生にお話を伺いました。
代表を務めるのは、
小澤さん(東京都八王子市出身・地域社会学科)。
「朝活では、子どもたちの近況を共有したり、
イベントの振り返りや課題を話しています。
実際の活動は、富士急行さんの駅舎を使って、
勉強したり遊んだり。
地域の活性につながればいいなと思って続けています」
一緒に活動するのは、
荒川さん(山梨県笛吹市出身)と
手塚さん(愛媛県松山市出身)。
荒川さんは、
「教員を目指す中で、子どもと関わる経験が将来に活きると思って、
1年生の後期から参加しました」と話してくれました。
七夕、流しそうめん、クリスマスイベント。
そして昨年10月には、初めての運動会にも挑戦。


先輩たちから受け継いだ活動を、大切に、
そして少しずつ進化させながら続けています。
餅つきがつないだ、世代と笑顔


「赤ちゃんから大人まで、こんなに幅広い年代の方と一緒に餅つきをしたのは初めてでした」
実家でも餅つきをすることはあったそうですが、
“見る側”ではなく、“一緒につく側”として関わったのは
とても新鮮だったといいます。
「今の時代、餅つきをする機会自体が少ないと思うので、子どもたちがあんなに喜んでくれた姿を見られて嬉しかったです」
普段の活動では、勉強を教えたり、アドバイスをする立場になることが多い学生たち。
この日は、子どもたちや地域の方、そして仲間と一緒に同じ成功体験を共有できたことが、何より心に残ったそうです。
この日つながって行ったのは、餅だけでなく、世代と、そこに生まれた時間でした。
上谷交流センターという場所


上谷交流センターについて尋ねると、返ってきたのは、揃ってこんな言葉でした。
「設備が綺麗で、施設の方がみなさん親切」
「名前の通り、いろんな人が交流できる場所」
その言葉どおり、この日は、初めましての人同士が、
気づけば自然と会話を交わし、笑い合っていました。
イコットで遊んだ帰りに、ふらりと立ち寄ってくれた甲府から来た赤ちゃん連れのご家族。
そして、いつも駅舎に遊びに来てくれる兄妹の姿もありました。
実はお兄ちゃん、最初は餅つき大会には行かない予定だったそう。
けれど、ぽっかり予定が空いて、「やっぱり行こうかな」と足を運んでくれたのだと教えてくれました。
それはまさに、“ぷらっと来られる場所”。
用事がなくても、理由がなくても、「今ここにいたい」で足を向けられる。
学生たちが大切にしてきた【ぷらっとはうす】という名前を、そのまま体現しているような光景でした。
きっとそれだけ、日頃から学生さんたちとの関係が、心地よく積み重ねられているのでしょう。


この日は、都留市の愛されマスコット【つるビー】も遊びに来てくれて、
会場はさらににぎやかに。子どもたちと一緒に餅をつき、笑い声があちこちに広がっていました。
おわりに ーその途中にいる時間ー


大学生という存在は、大人でもなく、子どもでもない。
その途中にいる人たち。
けれどそれは、中途半端なのではなく、自分自身を信じる力と、
凝り固まった考えに縛られない自由さを併せ持った、いちばん可能性を秘めた時間なのだと感じました。
自分の感じたことを疑わず、自分の選択に責任を持つ。
その確かな自己信頼があるからこそ、仲間との信頼も、無理なく、自然に積み重なっていく。
インタビューの合間も、フレッシュでやさしい空気の中に、ふとした瞬間、はっとするような逞しさが宿っていました。
久しぶりに大学生と関わって、私の肌は、それをはっきりと感じていました。
周りの人を思いやり、人をつなぐその在り方は、きっとこれから、地域の未来も少しずつ形づくっていく。
雪が大地にうるおいを届けた、あの日のように。静かだけれど、確かな力を持って。
そんなことを思わせてくれた、冬の一日でした。
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