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「正直、東京から都留に来るとき、仕事とお金のことは不安だった。でもそれ以上の楽しみや人との出会いが都留にはあると思ったから来たの。」
今回は都留の自然が大好きで、お米づくりやお弁当作りなどアクティブにご活躍されている寺岡ひろこさんにインタビューさせていただきました。
そんな寺岡さんの「好きな食べ物」や「都留(つる)に来てからの働き方」など移住後のことについて聞かせていただきました。
【編集部】
では、よろしくお願いします。
現在、都留市でお米づくりやお弁当作りなど「食」に関してお仕事をされていると前回お聞きしました。寺岡さんのように自然が好きで、ゆったりとした空間で生活を送りたいという方も多いと思います。
どのような経緯で今の米作りやお弁当作りなど、自然を感じながら仕事ができるようになっていったのか知りたいです。ちなみに都留市に初めて来たのはいつでしたか?
【寺岡さん】
「よろしくお願いします。初めて来たのは都留市に当時あった『風と土の自然学校』※の年間講座に参加したときですね。」
「知人のFacebookで『風と土の自然学校』の活動を知って、2年目から参加したんです。」
「なので、もし開催地が都留市じゃなかったり、知人のFacebookを見ていなかったら、都留市には来てなかったですね。(笑)」
※風と土の自然学校・・・自然農業やパーマカルチャーなど、循環する暮らしを学べる学校。現在は長野県富士見町に移動。
【編集部】
都留に来るきっかけは「風と土の自然学校」だったんですね。
「東京に住んでいたからこそ、自然や山に触れたくなっていた」とお聞きしましたが、「風と土の自然学校」に通う内に都留に住みたいと思うようになっていったのですか?
【寺岡さん】
「11月に都留市でお米の脱穀作業があって、お手伝いに行ったら、『月に1回の講座参加じゃなくて、もう都留に住みたい!』って思うようになったんです。
「そうしたら、知人から『家も空いているし、仕事も選ばなければあるよ、来ちゃいなよ』って言われて、私の気持ちにスイッチが入ったの、『あっ、来れるんだ!』って。
【編集部】
寺岡さんの都留市の移住スイッチは、11月の脱穀作業のタイミングで入ったんですね。
結局、寺岡さんはどのくらいで都留市に移住することになりましたか?
【寺岡さん】
「移住スイッチが入った翌年の夏、知人の紹介でシェアハウスに移住することが決まって、とんとん拍子で都留市に引っ越すことになったんですね。」
「そして、都留市に来てからは、2ヶ月くらい仕事を休んで、自転車で都留市内をグルグルしたり、知人に仕事の相談をしていたかな。」
「でも、とりあえず生活費も必要になったから、アルバイトを申し込んだんだけど、『車がないと保険がでないからダメです』なんて言われて落ちたの。」
【編集部】
行動が早くてスゴイ…そして、都留市はやっぱり車が必要ですよね…(笑)
【寺岡さん】
「都留は車が必要だよね。結局、低価格のジムニーを購入したんです。」
「すると仕事の応募先が広がって、富士吉田市(都留市から車で30分くらい)にある富士山温泉のリラクゼーションサロンのアルバイトに受かったの。」
「元々、東京でボディセラピストの仕事をやっていたから、すぐに採用されたね。」
【編集部】
以前住んでいた東京では、セラピーの仕事をしていたんですね。
東京から都留市に移住してきて、実際生活や仕事の変化はありましたか?
【寺岡さん】
「リラクゼーションサロンのアルバイトも歩合制で入っていたから、収入は安定はしていなかったんだけどね。」
「それに、『せっかく都留市に来たいと思って都留に来たのに、富士吉田市の方ばかりで留にいない』と思って、やめたの。」
「そのあと、都留市のスーパーでアルバイトを始めて、自由な時間でセラピーをするっていう生活をしていたかな。その間にイベント参加などで腸セラピーを通して地域の人たちと繋がっていった。」
「すると自然や山に触れられて、ゆったりとした時間を過ごせるようになったの。」
「そして都留に来て2年目からは、知人の紹介で田んぼを借りてお米作りを始めたんだよね。」
「3年目からは、ガッツリお米作りをしてみたいしたい方を対象に、私が借りている田んぼのスペースを共有して『オーナー制(田んぼのレンタル)』を始めたの。」
※寺岡さんのお米作りについてはこちらで詳しく紹介しています。
「東京生まれ東京育ち」の寺岡さんが、富士山の見える田んぼでお米作りを始めた理由
→https://kurashi.osusowake.life/lifestyle/338/
【編集部】
都留市の田んぼでお米づくりを始めたことで、今の仕事に繋がっているんですね。
地域の食材を使った寺岡さんのお弁当は美味しいですし、食べているとほっこりします。
ちなみに田んぼでお米づくりを始めたことで、お弁当作りもするようになっていったのですか?
【寺岡さん】
「そうだね。田んぼに来る人たちに向けてお弁当作りをしていたら、他からも依頼されるようになって、アルバイトよりも比重が大きくなってきたの。」
「そうしたら、団体からの注文や給食作りなどの仕事が舞い込んできて、自分の仕事がスーパーでのレジやセラピーから『食』に変わってきているって感じたの。」
【編集部】
田んぼにきた人たち向けにお弁当を作ったのがきっかけなんですね。
寺岡さんはイベントやワークショップで繋がった人との関係を大切にしているように感じます。
都留市の人と繋がりができたのは、イベントやワークショップの存在が大きいですか?
【寺岡さん】
「そうだね。知り合いの紹介が、また紹介を呼んでみたいな(笑)」
「あとはSNSで食について、発信をしていたのも大きいかも!直接問い合わせが来ることもあったから。」
「そして意外とスーパーで働いていて、都留に顔見知りの人が増えていったこともあったね…」
【編集部】
都留市に来てからの仕事は、紆余曲折ありながら、現在の田んぼやお弁当作りにつながっていたんですね。
少し話が変わるのですが、「都留市に住みたいけれど、中々移住するとなるとハードルが高い…」という方もいらっしゃると思います。
寺岡さんは都留市に来る前に不安だったことはありましたか?
【寺岡さん】
「やっぱり仕事とお金のことは不安だったけど、それ以上の楽しみが都留市にはあると思ったから来たの。でも、家族と離れるのは寂しかったかな。」
「あと『移住する!』ってなると、周りからの心配は必ずあると思う。例えば、お金や仕事、家のこととか…」
「でも都留市に来てから、お金に対する価値観が変わったんだよね。都留市に来て、お金を楽しんで使っている人たちに出会えたの。」
「『節約がイイ!』という意識から『もっとお金を楽しんで使っていいんだ』って思えたね。」
【編集部】
移住へのワクワクの方が不安よりも大きかったということでしょうか。
寺岡さんらしくて素敵だと思います!
都留に移住する前は、不安なことや心配事もあったかと思いますが、都留市に来ることは何が楽しみでしたか?
【寺岡さん】
「都留の自然が毎日味わえることがずっと楽しみだったね。」
「東京で生活を送りながら、月に1回『風と土の自然学校』で都留の緩やかな時間を体感していたから。
「あと、人との繋がりの中で情が出てくるから、人と会うのが楽しみだったかも(笑)」
【編集部】
移住となると楽しみや不安、両方ありますよね。
話を聞いていると寺岡さんは楽しみやワクワクの方が多いように感じます…(笑)
では最後に寺岡さんが、これから都留市でしていきたいことはありますか?
【寺岡さん】
「今年も引き続きお米作りは続けながら食の仕事を広めていきたいですね。
実際に今、助産師さんと提携して、子育て中のお母さんたちへの食事サポートを始めています。」
【編集部】
とっても素敵ですね。
これから、もっともっと、都留の「食」を発信して、活躍して欲しいですね。
インタビューを通して、自身のワクワクや人との繋がりを大切にする姿勢が心に響きました。
これからも都留市でワクワク、そして人との繋がりを大切にしていって欲しいです。
そして、寺岡さんの田んぼやお米づくりに興味を持ったり、今回のインタビューを通じて都留に移住される方が増えると嬉しいですね!
素敵なお話を素敵な空間で聞けて、幸せでした!インタビューありがとうございました!
インタビューを終えて
移住のきっかけは、「風と土の自然学校」だった寺岡ひろこさん。
日々の生活で自然や自分のやりがいを見つけて、都留市でワクワクする生活を送っていることがお話を聞いていて伝わりました。
これからも都留市で「食」や「米作り」と真剣に向き合い、たくさんの人を笑顔にしていって欲しいです。
そして1月7日に取材ということで、お昼に美味しい七草粥をいただきました。
とってもおいしかったです!ありがとうございました!
寺岡さんが作るお弁当の詳細はこちらからご覧ください。
〇ブログ
https://fureru.hatenablog.com/
〇インスタ
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