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地方移住のニュースや本で「CCRC」という言葉を聞いたことはありませんか?
この記事ではCCRCの説明や、具体的な事例紹介をいたします。
CCRCとは?
CCRCとは定年を迎えた方が健康な状態で入居し、生涯を通して安心した生活を送ることができる生活共同体のことです。
ざっくばらんにわかりやすく言うと「ずっと楽しく暮らせるまち」のような意味ですね。
1970年代のアメリカにて提唱され、日本では2010年代の後半から地方創生や地域活性化の文脈で注目されるようになりました。
CCRCの特徴
CCRCにはいくつかの種類があるものの、ほぼ全てに共通する特徴があります。
その特徴とは、心の健康や医療介護などの設備、サービスが充実していること。趣味や学びなどの自己実現がしやすい環境があること。安全性が高いこと。
などなど、人生を重ねてきた方々が安心して暮らすために考えられたものです。
日本版CCRCとアメリカ版の違いは?
アメリカで提唱されたCCRCですが、日本とアメリカのCCRCの違いとはなんでしょう? 様々なものがありますが、大きく分けると次の3点と言えます。
①日本版は多くの人に優しい
アメリカのCCRCは富裕層向けに考えられており、入居するには多額の費用が必要です。
例えばサンフランシスコのとあるCCRCでは、月額でかかるお金が32万円、入居金という敷金のようなお金が2190万円とされています。
※出典https://mediva.co.jp/blog/2014/10/post-3625.html
しかし日本のCCRCは多様な人々に向けて作られているので、「富裕層と言うのはちょっと…」という方もたくさんの選択肢の中から、好みの地域や住まいを選ぶことができるでしょう。
②日本版は地域社会に目を向けている
アメリカ版のCCRCは単独で完結しているものが多いです。
付属の施設がたくさんあるリゾートホテルのようなものをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
日本版は地域に根ざしたものが多く、地域社会との関わりを大切にしているのが特徴です。
③日本版は地方創生にも力を発揮している
東京に暮らしにくさを感じ、地方へ移住する人が増えていることもあり、日本版のCCRCはその流れを汲み取ろうとしています。
CCRCの住居に入居すると地域交流ができるだけでなく、地域活性化の力になれるかもしれませんね。
CCRCではどんな暮らしができるの?
日本とアメリカ共に、CCRCは長くそこに住んでもらうことを想定しているので、そのための制度や施設が充実しています。
これまでの経験を活かすための地域交流制度や、生涯学習のための制度、健康増進のためのスポーツ施設などが用意されたものが多いです。
日本のCCRCの特徴として地域活動の色が濃いものが多いので、「田舎が苦手で…」という方は少しだけ暮らしにくいかもしれませんね。
老人ホームや介護施設とはどう違うの?
人生を重ねた方々が多く入居されるCCRCの住居ですが、老人ホームや介護施設との違いはどこにあるのでしょうか?
一番の違いは「どんな状態で暮らすことを想定しているか?」です。
CCRCは健康な状態で移り住んでもらい、長く健康に暮らすことを想定しています。
一方、有料老人ホームや介護施設で想定してるのは、持病や体の心配がある方が暮らすことです。
この違いがあるため、CCRCの住居には有料老人ホームや介護施設ほどには、介護職員や介護設備が充実していないものが多くなっています。なので、もしも体の心配が出てきたらデイケアサービスなどを使わなくてはなりません。
しかし心配はいりません。
そもそもCCRCの考えでは一度入居したらずっと生活できるように作られているので、デイケアや病院といった施設の近くに作られることが多いのです。
万が一の際の備えもしっかりしているので、安心して暮らすことができるでしょう。
CCRCに住むにはお金がいくらかかる?
富裕層向けのアメリカのCCRCとは違い、日本のものは多くの人に向けて作られています。
もちろん個別に金額は変わってきますが、相場の感覚としては地方都市にマンションを買ったり借りたりするのとあまり変わらないと思っていいでしょう。
CCRCは人生を楽しむ選択肢の1つ
若い頃からエネルギッシュに働き、様々な人生経験を積み重ねてきた方々が安心して暮らせる場所、それがCCRCです。
自由な時間を手に入れた方々には、再雇用や海外移住、起業などなどたくさんの選択肢がありますが、できるだけ自分の納得できる充実した暮らしを選びたいもの。
自然の近くで落ち着いた暮らしができそうなCCRCは、人生を楽しむための選択肢の一つと言えるでしょう。
豊かで充実した毎日を過ごすために、少し足を伸ばして現地を見てみるのもいいもしれませんね。
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