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「仕事も定年を迎えたし、これからの人生何をしたら良いものか…」
家族のために家も建てて、仕事も無事定年を迎えるまで頑張ったという方も多いのではないでしょうか?
しかし、子どもも出ていった今では次のように悩みを抱えている方もいると思います。
- 夫婦2人では家が手広で使いにくく感じる
- 退職して、これからの人生をどう生きたら良いのか悩んでしまう
そんな方にこそ、地方への移住も選択肢の1つです。
空き家バンクを利用すればご自身の趣味を活かしたお店を作ったり、今お住いの家よりも自然豊かで住みやすい家が見つかることもあるでしょう。
そこでこの記事では、移住するにあたって空き家バンクを利用するメリット・デメリットについてご紹介します。
空き家バンクとは?
空き家バンクとは、各市町村のホームページ上などに空き家物件の情報を提供する制度のことです。
この制度は移住を検討している方や空き家の利用を考えている方に向けて情報を提供していてます。
簡単にいうと、移住したい方と空き家を有効活用してほしい各自治体をマッチングさせることを目的とする制度です。
制度自体は20年以上も前からあったのですが、全国的に広まったのはここ最近です。
時間が経ち制度が定着したこともありますが、移住や交流を考える人のニーズが徐々に増してきたことで少しずつ認知されるようになりました。
空き家バンクが出来た背景
空き家バンクが広まった背景にはいわゆる「空き家問題」があります。
空き家問題は空き家が増加したことで起こる、家屋の倒壊、景観の悪化、不衛生な状態による悪臭の発生、犯罪に利用されるなどの諸問題のことです。
空き家問題の原因は、それまで住んでいた方が高齢化して高齢者住宅などに転居したり、空き家を相続した方が何もせずに放置するといった事にあります。
このような背景を理由に、増加する空き家をなんとか活用するために考えられたのが空き家バンクです。
空き家はその存在が把握しづらく、住民が少ない地域ではその存在を知ることが出来ません。
そのため、空き家の情報を知りたくても知ることが出来ないことが課題でした。
空き家バンクはこの課題を解決するため、空き家の情報を募集してホームページ上などで公開することによって地域の活性化に繋げる目的を持って運営されています。
現在では空き家を活用して古民家カフェにするなど、地域の活性化に繋がることから積極的に空き家を利用することが推奨されるようになりました。
空き家バンクを活用するメリット
空き家バンクとは、地域住民から募集した空き家物件の情報を、移住を希望する方に市町村市や町のホームページ上などで提供するサービスだとお話しました。
ここからは空き家バンクのメリットとデメリットについて紹介します。
まずは空き家バンクのメリットです。ずばり、空き家バンクを活用するメリットは次の3つです。
- メリット①不動産業者より安く契約できる
- メリット②中立の立場で案内してくれる
- メリット③移住の相談に応じてくれる
それぞれ詳しく説明します。
メリット①不動産業者より安く契約できる
移住をしたいと思った時、移住先の場所で新たに物件を購入したり家を建てたりするには費用が高額で厳しいことや、安く抑えて浮いた分を他のことに回したいという場合も多いでしょう。
空き家バンクは営利目的ではなく空き家を活用してもらうことが目的なので、不動産業者よりも比較的費用を抑えて家を持つことが出来ます。
その理由としては仲介手数料が掛からない場合や、相場価格より安く設定されていることがある、自治体によって改修費用を一部負担してもらえるなどが挙げられます。
また、空き家バンクを利用することで不動産業者に相談したりネットで条件を絞って物件を探す他に地域の空き家も含めてより選択肢を広く持つことも出来ます。
不動産会社にはないような貸家物件が、移住・地域の活性化を目的とする空き家バンクでは見つかるといった事例も珍しくありません。
メリット②中立の立場で案内してくれる
不動産業者が扱う物件と違うため「空き家って大丈夫だろうか?」と様々な不安が出て来ることでしょう。
例として以下のような不安が挙げられます。
- 物件への不安(耐震強度、内装、リフォーム)
- 契約の不安(不利な契約を結ばされないか)
- 所有者への不安(所有者が変な人ではないか)
- 引っ越し後の不安(住環境や近隣住民からの目など)
不動産業者とは異なるポイントは営利目的ではないということです。
そのため空き家バンクの利用者が不利になるような契約を勧めることもありませんし、上記に挙げたような不安があれば相談に応じてくれます。
空き家バンクはそれぞれの市町村が空き家を有効活用するために、空き家の所有者と移住を検討している方との間を自治体がマッチングする形で運用されています。
営利目的ではなく中立の立場で案内をしてくれるため、安心して利用出来ることもメリットの1つです。
メリット③移住の相談に応じてくれる
空き家バンクを利用することで自治体の職員が移住の相談に応じてくれるのもメリットです。
空き家バンクは、移住を検討している人に空き家を活用してもらうことで、地域の活性化につなげたい意図があるので、移住希望者向けの相談窓口を設けて移住に関することを相談できるようになっています。
移住は今まで暮らしていた環境から別の環境に移るため、次のような疑問が当然ながら出て来ることでしょう。
- 交通の便は良いか
- 住みやすいか
- 気候はどうなのか
- その他etc…
空き家バンクを利用することで上記のような疑問についても、その地域のことに詳しい職員さんが答えてくれるので安心です。
空き家バンクのデメリット
空き家バンクのメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。
移住に空き家バンクを利用する際にはデメリットも踏まえてご検討ください。
デメリット①積極的な地域交流の姿勢が求められる
もし空き家バンクを使えば格安で家を持てると考え、地域交流に参加する意思がない場合はあまり歓迎されないかも知れません。
空き家が多いということは言い換えれば人口が少ないということ。
そのため自治体側としては積極的に地域交流に参加してほしいと考えているので、物件が安いといった理由だけで空き家バンクを利用することはあまり良い印象を与えないでしょう。
しかし交流についてはあまり悩みすぎる必要はないでしょう。
移住を検討する際には移住した後の展望をお持ちの方も多いでしょうから、移住をする目的といったことも踏まえて一度相談されるのもおすすめです。
空き家をお店に改装して地域住民の交流の場になったり、移住者が増えるきっかけになればそれはとても歓迎されることとなります。
デメリット②契約や交渉は当事者同士か不動産業者を通して行う必要がある
民間の不動産会社と違い、空き家バンクでは物件の所有者との契約や交渉は当事者同士か不動産業者(宅建取引業者)を通して行う必要があります。
なぜかというと空き家バンクは空き家情報を募集して、審査を経て登録し、自治体ホームページなどで公開するまでの制度だからです。
空き家バンクが出来る以前は情報を把握するのが難しかったですが、その課題を解決してより空き家を利用してもらいやすくするために空き家情報を集めて公開しているため、当事者間での契約・交渉といったことまではやってくれません。
そのため、物件の所有者と直接交渉から契約までを行う必要があります。
当事者間での契約・交渉といった取引までは責任を持たないということでもあるので、もし難しいようであれば宅建取引業者を通して契約までを進めましょう。
デメリット③老朽化している物件が多い
空き家は格安で貸借・購入が出来ますが、老朽化の影響で費用が掛かることも少なくありません。
今は使われなくなってしまった物件なので当然、建物や設備の状態があまり良くないということも多いです。
そのため空き家になってからの時間がかなり長く傷んでいたり、水回りを全て取り替える必要に迫られることもあります。
上記のことから格安で補助金などが利用できるものの、費用がかさむデメリットがあることもご理解の上ご検討ください。
空き家バンクを上手に活用するために
空き家バンクのメリットとデメリットを紹介しましたが、今度は空き家バンクをうまく活用するためのポイントについて紹介します。
空き家バンクを活用して移住を行う際には、いくつか気を付けるべきポイントがありますが、特に大事なのは実際に現地に行って自分の感覚で体験することです。
空き家バンクを活用する際には以下のポイントに気を付けるようにしてください。
- 物件の状態をよく確認する
- 空き家以外にも周辺地域も実際に行ってみる
それぞれ詳しくお話します。
ポイント①物件の状態をよく確認する
空き家は不動産会社で物件を探して内見をするのと同じように、必ず実際にその物件に足を運びご自身の目で確かめるようにしてください。
空き家バンクを利用すれば安く物件の貸借・購入が出来ますが、今では使われることがなくなってしまった物件ということなので修繕やリフォームに費用がかさむこともあり、メリットとデメリットが表裏一体となっています。
そのため物件情報はちゃんと確認し、どのような物件かなるべく理解してから実際にその物件を直接見て、それから慎重に判断しましょう。
不動産会社とは異なるので「良い物件があったら見に行く」といった軽い感覚ではなく、自分でしっかりその物件が求めているものにふさわしいか見極めることが大事です。
ポイント②空き家以外にも周辺地域も実際に行ってみる
空き家バンクを利用するということは、その地域の住民として地域交流にも積極的に参加する必要があるということです。
移住希望者と自治体による空き家を有効活用したいという両方のニーズがマッチすることで空き家バンクは成り立っているので、空き家物件がある地域についてもご自身でちゃんと合っているものか確認するようにしてください。
不明な点や疑問に思うことは相談窓口を利用して、実際にその地域の肌感覚や住みやすさなどしっかり確かめることで、移住後に後悔する可能性を少しでも減らせます。
都留市ではいつでも移住の相談を受け付けています
都留は自然豊かで、コンパクトシティのため住みよい場所です。
実際に現地に行かないとわからないことがたくさんありますので、まずは気軽に都留にお越しください。
都留市では移住の相談窓口を設けており、都留について知りたい、移住を考えている場合等お問い合わせください。
また、オンラインでの相談も承っておりますので、いきなり都留に行くのは難しいけどとにかく相談したいといった場合でも歓迎いたします。
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